1950-10-31 第8回国会 衆議院 海外同胞引揚に関する特別委員会 第11号
中共地区には一体何万人の日本人が残留しているか、この問題につきましては、いろいろな方面で論議されおるのでありますが、中共側からの正式発表は今日ありませんで、日本側が満洲地区の終戰時の引揚げ対策基本数を百十万五千八百三十七名とし、正式引、揚者百四万五千五百二十五名、これを引きましたところの六万三百十二名と推定しているのでありますが、引傷者の報告並びにわれわれ現地において調査作成した資料によりますと、十万以上
中共地区には一体何万人の日本人が残留しているか、この問題につきましては、いろいろな方面で論議されおるのでありますが、中共側からの正式発表は今日ありませんで、日本側が満洲地区の終戰時の引揚げ対策基本数を百十万五千八百三十七名とし、正式引、揚者百四万五千五百二十五名、これを引きましたところの六万三百十二名と推定しているのでありますが、引傷者の報告並びにわれわれ現地において調査作成した資料によりますと、十万以上
その表について一言御説明申し上げますが、最初に引揚げ対策基本数というのがございまして、それは終戰当時日本政府の方で、大体各地に在外同胞がどのくらいおるかという見当を立てました数字でございます。その合計をごらんいただきますと、最初の引揚対策基本数というものが六百六十一万三千八百八十四名になつております。それで今日までのところ引揚げました数の累計が六百十四万六千八百四十三名であります。